Tuesday, April 24, 2012

iPhone4SのSIMアンロックがでた!!!

どうやら4月28日の時点でアップルが穴を塞いでしまったようなのでこの手順でアンロックは出来なくなったようです。残念。


ついにiPhone4Sのアンロックが可能になったようです。従来のUltraSn0wを使う方法より少し手間はかかりますが、4Sだけでなく、4、3GS、3G、さらにはiPad1、2もアンロックできるようで、盛り上がっているようですね。

少し前に書いた3GSをiOS5.1化したときのエントリーで紹介したSAMというSIMカードの偽装化ソフトを使って実現しているようで、記事を読む限りベースバンドのバージョンに影響されないようです。これはアンロックをしたい人の救世主になること間違いなしで盛り上がっているのもうなづけます。
詳しいやり方はこちらのサイトがスクリーンショットが大量にアップしてあって分かりやすいと思います。(動画もあり)
http://www.iclarified.com/entry/index.php?enid=21501
コメントを見る限り、成功報告も続々とあがってきているようで信憑性も高そうですし、折角ですから簡単に手順を日本語に訳して書いておきます。上記のサイトのスクリーンショットと平行して読むと分かりやすいと思います。




件のサイトではすごく細かく解説されていますが、最初の半分はほとんど説明の必要がないくらい基本なことですので、分かる人はhttp://repo.bingner.comをリポに追加して14番から読んでください。
以下はサイトの手順をそれぞれ訳したもの。


  1. 脱獄。
  2. Cydiaの起動
  3. Cydiaの下のタブで"Manage"をタップ
  4. "Source"ボタンをタップ
  5. 右上の"Edit"ボタンをタップ
  6. 左上の"Add"ボタンをタップ
  7. ポップアップで出てくるリポアドレス要求ウィンドウに"http://repo.bingner.com"と入力して"Add Source"ボタンをタップ
  8. リポからパッケージが登録されていくので、完了したら"Return Cydia"ボタンをタップ
  9. Source画面に戻るので"Bingner"という新しく登録したリポをタップ
  10. Bingnerリポのパッケージのリストから"SAM"をタップ
  11. SAMのパッケージ画面に映るので、右上の"Install"をタップ
  12. インストールするパッケージの確認画面になるので右上の"Confirm"をタップ(SAMと依存関係のあるパッケージがすべて強制でインストールされることになります。SAMを正常に動作させるために必要なパッケージ群ですのでここは気持ち悪くても素直にすべてインストールしておきましょう。)
  13. SAMのインストールが終わったらリスプを要求してきますので"Restart Springboard"ボタンをタップ
  14. ここからが肝!新しいSIM(アンロックしたいSIM)をiPhoneに挿入してホームスクリーンに追加されている"SAMPrefs"アイコンをタップ
  15. 起動したSAMの設定から"Utilities"をタップ
  16. ここの手順では場合によって画面が異なることがあります。が、やることは一緒。iPhoneのアクティベーションを外します。"De-Activate iPhone"か"De-Activate iPhone (clear push)"をタップ。ポップアップで"De-Activated"と表示されていればオッケー。左上の"SAM"ボタンをタップしてメイン画面に戻り"More Information"をタップして、"Activation Status"を確認すると"Unactivated"になっているはずです。
  17. 左上の"SAM"をタップしてメイン画面に戻り、"Enable"の項目がオンになっているのを確認したら(なっていなければスイッチをタップしてオンにしてください)、すぐ下の"Method"をタップして、移動先の画面で"By Country and Carrier"をタップ。
  18. 左上の"SAM"をタップしてメイン画面に戻ると、先ほどタップした"Method"の下に"Country"と"Carrier"が追加されているので"Country"をタップして、iPhoneがロックされている国をタップ(アメリカのAT&Tで買ったiPhoneを日本で使おうとしているなら"United States"をタップ。ソフトバンクのiPhoneをアンロックしようとしてるのなら"Japan"をタップになります)
  19. 左上の"SAM"をタップしてメイン画面に戻り、"Carrier"をタップ。手順18と同様にiPhoneがロックされている通信会社をタップ(アメリカのAT&Tで買ったiPhoneを日本で使おうとしているなら"AT&T"をタップ。ソフトバンクのiPhoneをアンロックしようとしてるのなら"SoftBank"をタップになります)
  20. 左上の"SAM"をタップしてメイン画面に戻り、"SIM ID"をタップして表示されているIDをタップ。この手順20では、通信会社によってはSIM IDを複数使っていることがある可能性も述べられています。その場合は、複数のIDが表示されているはずです。先の手順24でアクティベーションできなかった場合はこのSIM IDが異なる可能性があるので"SIM ID"から別のIDを選ぶ必要があるようです。
  21. 左上の"SAM"をタップしてメイン画面に戻って、"More Information"をタップして下にスクロール。"SAM Details"以下にある"IMSI"の番号を選択してクリップボードにコピーしておく。(ちょっと追記:SoftBankでロックされているiPhoneの場合、前途のSIM IDで選んだ数字の桁数が足りないため、ちょっと弄る必要がある模様。4402081でなければ行けないSIM IDがなぜか440208になっているそうなので、それに合わせて"IMSI"の番号も左から7桁目を1に書き換える作業が必須となる。残りの9桁は弄る必要なし。つまり、"IMSI"は4402081XXXXXXXXXとなる)
  22. すぐ上の"SIM Details"以下にある"Spoof Real SIM to SAM"をタップして、ポップアップのOKボタンをタップ。
  23. 左上の"SAM"をタップしてメイン画面に戻り、少し下にスクロールすると"IMSI"の項目が空欄になっているはずですので空欄をタップして先程コピーしたデータを貼付け。
  24. ここで、iPhoneをパソコンに繋げてiTunesで再アクティベートします。ここまでの手順がうまく行っていれば"ICCID"もSIMカードとiTunes側で一致して勝手に再アクティベーションは終わるはずです。もし"ICCID"が一致しない、再アクチがうまく行かない、となると手順14からやり直しとなります。
  25. 再アクティベーションが完了したらiPhoneからケーブルを抜いて、iTunesを終了します。
  26. ここで、iPhone上の操作にいったん戻り、ホームスクリーン上の"SAMPrefs"をタップ、"Enable"スイッチをタップしてオフにします。
  27. またiPhoneをパソコンに繋げてiTunesを起動。今度はアクティベーションできませんでした、というエラーメッセージが表示されるはずです。しかしこれは正常な動作ですので、慌てずにiTunesを終了し、再度iTunesを起動します。すると数分のうちに電波が届いて電話として使えるようになるようです。
以上です。ここでいくつか注意を。参考にしたiClarifiedのサイトではこのアンロックのバックアップを取ることを強く推奨しています。何かのタイミングでこの改造がブロックされてしまった場合に簡単に戻せるように、と書いてあります。次に、このアンロックは今までのアンロックと異なり、SIMカードを差し替えればどのSIMでも使えるという物ではなく、上記の手順で使用したSIMカード限定のアンロックとなります。ですから、また他のSIMを使おうとするならば手順14から以下をその都度実行する必要があります。それでも他社のSIMが使えることで恩恵を受ける人は多いでしょう。

これを発見したLokter_SunとLaforet、詳細なまとめを書き上げたiClarifiedに感謝!!


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