Sunday, July 8, 2012

iOS5.1.1の感想

アップグレードして1週間経ちました。
バックアップからレストアしただけので、余計なゴミなんかも大量に残っているはずですが、軽く感想を書いておこうと思います。

まず、インストールするCydiaのTweakやアップルストアのアプリを絶対必要な物に限定した結果、動作が割ときびきびしているように体感できます。アップグレード前は色々試しにいれたアプリやら動画やら写真やらで容量がかなりいっぱいになっていたのが(64GB中、空き容量は残り5GBを切った状態)、現在は5.2GBしか使っていない状態までになりましたので、スリム化した影響の可能性もあります。まあ、これから写真やら動画やらが増えて行くにつれて、また肥満状態になって行くんでしょうが、とにかく体感で速度が向上したことはうれしい限りですね。

よく話題に上るバッテリーの消耗問題の件ですが、現象として使用時間と待ち受け時間が同じになる、つまり常に通話中であるような電池の消耗が問題になっている、と理解しています。この現象に見舞われたユーザーは5、6時間持たずに電池がなくなると聞いています。うちの環境では特に問題はありませんでした。だいたい、朝6時半に起きてから、夜1時過ぎに充電開始するまでに電池がちょうどなくなるか良くて10%残るかくらいだったので、丸一日は普通に使えていたんですね。
iOS5.1.1でこのバッテリー消耗問題は解決したと聞いていたので、うちのバッテリーの持ちも良くなるのかと期待してたわけですが、結果、電池の持ちは飛躍的に伸びたと言えます。以前と同じ使い方をしていても、充電開始の時点で残り電池残量が30%を切ったのは1回だけ。一番多く残っていた日は50%を超えていました。SleepCycleAlarmClockを使っている関係で毎日寝るときは充電するようにしていますから、実際、バッテリーの持ちが良くなっているのは間違いないです。昨日はケーブルがコンセントから抜けているのに気づかずに寝てしまったんですが45%残っていた電池がSleepCycleAlarmClockを使った状態で4時間後に起きた時点で20%も残っていました。
それと、うちのオフィスではちょっと電波の入りが悪くアンテナが1本立つか立たないかの環境なので、頻繁に電波の良い基地局に切り替えしようとしているのが原因で電池を余分に消耗していると読んでいたんですが、おそらく、その辺の管理、コントロールにも手を入れたんじゃないでしょうか。電波状況の確認の間隔を少し広げたとか。。。実際、オフィスから外に出たときに電波をつかむまでに以前より少し時間がかかっている印象です。あまり気になるほどではありませんが。

あと、熱をあまり持たなくなりました。消費電力関係のコントロールに手を入れた副作用でしょうが、長い時間弄っていても以前ほど暖かくはなりません。むしろ、ズボンのポケットに入れるときにひんやりと冷たく感じることの方が多いほどです。

WiFiが繋がっているのにSBSettingsのアイコン等の表示がオフになる現象は逆に悪化しました。今度はアイコンは繋がっていると表示されているのに実際は繋がっていません。これは使い勝手に大きく影響しますので、残念な部分です。ただ、その現象が起こる頻度自体は下がっています。この現象が起こるときは必ずメモリが残り20MBくらいまで減っているときなので、その辺から調べて行こうと思っています。(WiFi関係のコントロールがメモリ不足でKillされているだけの気もしますが。。。)

最後に、主に削ったCydiaのTweakですが基本的にロック画面関係すべてです。

  • Bulletin
  • CleverPin
  • AutoProtect
  • AndroidLockXT

等、ロック画面で待機するタイプの物を全部切り捨てました。
電池の持ちが良くなったのはこれらを外した結果の可能性も大いにあります。というのも、ロック画面に常駐して待機ということは、メモリに読み込まれた状態の維持、つまり待ち受け時間中の使用電力増加につながるからです。もっとも、画面が消えた状態の待ち受け時間中でどれほどの電力を消費しているのかまでは分かりませんから、気休めとも言えなくはないですが、参考までに。

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